高血圧についての東洋医学的アプローチと鍼灸治療のありかたについて

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今回は生活習慣病のひとつである高血圧についてお話しさせて頂きますね。

 

病院や健康診断で「血圧が高めですね」と言われたら、皆様もびっくりして

心配になってしまいますね。

 

血圧とは、血管内の血液の有する圧力のことをいい、動脈の血圧のことで、

 

心臓の収縮期と拡張期の血圧をいい、それぞれ収縮期血圧(心臓が収縮し血液が絞りだされる様に大動脈に送り込まれる時の血圧でこの時の血圧を最高血圧といいます)と拡張期血圧(心臓が拡張すると全身を巡ってきた血液は心臓に戻り、血圧は最も低くなる{最低血圧})と呼びます。

 

正常の範囲を超えた状態を高血圧と呼びます。

日本高血圧学会によると収取期血圧(最高血圧)140mmHg以上または拡張期血圧(最低血圧)90mmHg以上の状態が高血圧とされています。

 

が!!あまり数字を気にしすぎない様にして下さい。(^_^)

 

なぜかというと老若男女問わず同じ基準値で見極めることは容易ではないのです。

以前は血圧は「年齢+90」を目安にしていた様です。※僕は26歳なので26+90=116

 

この様に年を重ねる毎に血圧は高くなるものですし、妊娠中の妊婦さんや高齢の方を

同じ基準値にしてしまうのは難しいですね^^;

 

また、降圧剤というのは高く売れるそうで、高血圧の基準を操作し、メディアで煽るように宣伝すると高血圧でないかたが降圧剤を処方されて服用して薬で血圧をむやみに抑えているような悲しい現実問題としてあります。

 

怖い世の中ですね、有名人をコマーシャルに抜擢しさも警鐘を煽るような感じに宣伝されていますが、あれは医薬品会社にお金が入るシステムの為です。

 

また、治療院に来院して緊張して血圧が高くなってしまう方も少なくありません。

白衣性高血圧といって白衣を見ると緊張してしまい、血圧が上がってしまう一時的な症状ですので心配しないで大丈夫です。

 

症状が起きてしまっている状態には必ず原因があります。それは境的な要因(ストレス社会)生活習慣(飲食不摂生)も血圧を高くしてしまう原因となります。

食事の内容ではよく「塩が悪い」と言われていますが、精製されていない天然の塩や岩塩は血圧を高くする事はない様です。

 

私は沖縄のぬちまーす↓というものを使用しております。デパートとかでたまにやる沖縄物産展とかでお買い求めることもできると思います

 塩よりも危険なものは、糖分(砂糖)です!!

糖分は当分食べるのは控えましょう!!

 

 東洋医学的には、腎臓系統の弱り(腎虚)によって、血圧が上昇してしまいます。

腎虚になる原因としては、飲食不摂生や寝不足や過労や冷えが考えられます。

 

対策としては、食生活に気をつけて(砂糖と小麦製品を控える)寝不足に注意し、適度な運動と冷えに注意することが望まれます。