木桶で作る、はつかり醤油!!川越の老舗「松本醤油商店」の工場見学は無料
醤油とは
日本料理における大切な調味料ですのでどこの家庭にもあるかと思います。
そんな醤油は、大豆(丸大豆)、小麦、塩を原料として作られ、製造にはなんと1年以上かけて作られるそうです。
醤油に使われる大豆の原料は「丸大豆」と「脱脂加工大豆」に分かれるそうです。
丸大豆はそのままの大豆という意味です。丸大豆という品種があるわけではなく脱脂加工大豆と区別する意味で「丸のままの大豆」という意味です。
脱脂加工大豆は大豆から油を取り除いたもの。
しかしながら、近年スーパーなどで売られている醤油に使われる大豆は丸大豆ではなく脱脂加工大豆が使われています。国内で流通している醤油に使われている大豆は、丸大豆が約20%、脱脂加工大豆が約80%で国産の大豆は約2%だそうです。
本物の醤油にというのは先にも述べましたように大豆(丸大豆)、小麦、塩のみで作られます。
ご自宅にある醤油の裏面の成分表示を確認してみて下さい。
脱脂加工大豆と書かれているものは偽物の醤油ということになってしまいます。
その他にも化学調味料や甘味料や酸味料、保存料や着色料等も含まれているものもあります。ご注意を!!
そんな醤油を昔ながらの木桶を使った製造方法で現在も作っている会社が、埼玉県の川越市にあるとのことで早速行ってまいりました。
「松本醤油商店」さんです。
テレビにも紹介された事があるそうなのでご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ここは直売店もあり工場で作られたお醤油を購入する事が出来ます。
こちらの「はつかり醤油」は再仕込み醤油といって2年寝かせて商品化されたものです。
お醤油が所狭しと並ばれています。醤油の他にもお酒やドレッシングも売られていました。
手作り味噌☆
お醤油のテイスティングもしました。やはり2年寝かせたものの方が味わい深く、濃厚で
舌触りもとてもなめらかでおいしかった。写真の一番右は唐辛子が入っているもので
辛めがお好きな方は良いかもです。
醤油工場の見学もさせて頂けることなのでせっかくなので大人の工場見学もしてみました!!
天保時代(1830~1844年)から使われている木桶の中でお醤油が一年以上酵母菌を
働かせて熟成と発酵させてつくります。
麹菌を繁殖させるための部屋だそうです。夏の時期は暑いので菌が死んでしますので解放
している様です。
手前の赤いのが大豆の蒸し器です。奥に見える台でもろみを絞るそうです。
この様にして醤油は人の手で長い間手間暇かけて作られます。
手間暇かけて作られたお醤油はとても美味しい。。(お世辞抜きに)
普段何気なく使っている調味料は価格が安くて簡単に手に入りますが調味料の中に
得体のしれない何かが入っているというのは恐ろしい物です。
少し値段ははるかもしれませんが体内に入れるものは体に良い物を入れる様にしてあげると体も喜んでくれでしょう。
こちらの「松本醤油商店」さんはネットでも商品の購入が可能ですのでご興味がある方は
リンクを貼っておきますね!